5月11日 杉並公会堂において薩摩琵琶演奏会が開催され管長台下はじめ教師の皆様が鑑賞されました。奏者の島津義秀さんは鹿児島県姶良市の精矛神社(くわしほこじんじゃ 島津義弘公を祭神に祀る)の宮司で昨年の鹿児島御巡幸天拝式でも演奏を奉納いただきました。「桜井の駅 」ほか3曲を披露され、ことにも勝海舟作「城山」の迫力に皆、感動していました。
4月27日京都市の真宗教化センターしんらん交流館に於いて日本宗教代表者会議が開催され管長台下が事務局次長として出席され、来たる8月3日4日に開催される比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈り」の開催準備を協議しました。
この催しは全世界から各宗教指導者の代表が一堂に会し世界の平和を祈り、宗教者の立場から平和への寄与と提言を協議します。参加、聴講希望者は所属教会所を通して大教庁にお問い合わせください。
富士山太祠の桜が満開になりました。今年も夜桜のライトアップをいたしました。
3月30日神社本庁会議室において世界連邦日本宗教委員会の定例総会が開かれ29年度の事業計画及び予算が審議されました。
総会において長年にわたり議長を勤められた桶屋良祐/念法真教次代燈主の退任にあたり、管長台下は議長の推挙を受け就任されました。
世界連邦日本宗教委員会はローマ教皇パウロ六世の主導する第二バチカン公会議で公布された「信教の自由に関する宣言」に応え昭和42年に円覚寺の朝比奈宗源老師を中心に神道、仏教、キリスト教、教派神道、新宗教の代表者により発足し現在はイスラム教も含め超宗教による平和運動を真摯に展開しています。会長を田中恆清/石清水八幡宮宮司、副会長 黒住宗道/黒住教副教主が勤め管長台下は議長に副議長を田中安比呂/賀茂別雷神社宮司、徳増公明/日本ムスリム協会会長 が勤めています。
昨年の全国大会のようすはこちらへ。
3月18日から20日までの3日間、富士山太祠に於いて春季報元大祭が開催されました。18日夕刻より物故教師合祀祭が管長親祭にて厳しく斎行され、昨年よりこの日までに都天還原(帰幽)された御霊は太祠本殿右殿の霊殿に御開祖藤原角行さまや食行身禄さま光清さま教祖宍野半さまはじめ、代々管長、教師、先達方とともに合祀されました。翌19日午前9時より扶桑青山奥都城にて墓前祭、午後1時より太祠本殿にて慰霊式年祭が斎行されました。20日正午から龍神宮祭を斎行、午後1時より本殿にて教師勤続表彰及び褒賞が受賞者に管長台下から授与されました。続いて大祭が教嗣を斎主に女性教師により麗しく斎行されました。管長台下は参拝の皆様に「平成34年の御開祖生誕480年、富士講創始450年、扶桑教別派勅裁特立140年に向けて皆様と祈りを重ねて参りたい。」と奮励を促されました。これを受けて大祭委員長相原俊朗総務から富士信仰文化の伝統護持と本教の教えの宣教のため記念奉賛会の設立が教議会で決定したことが報告され、満場の賛同を得ました。終了後、扶桑会館にて直会を開催、長老斎藤義次神事監の祝いの謡、俳優西岡徳馬さまの乾杯で和やかに宴が催されました。
3月13日 聖路加国際病院 トライスラー記念ホールを会場に日本宗教連盟主催による第5回宗教文化セミナーが開催されました。
「宗教者が担う社会活動」をテーマに宗教教誨師の猿渡昌盛師(大国魂神社宮司) チャプレンのケビン・シーバ師(聖路加国際大学キリスト教センター主任チャプレン、司祭) 臨床宗教師の立場から鈴木岩弓氏(東北大学大学院教授)を迎え講演をいただきました。
第二部の対談では管長台下は日本宗教連盟幹事としてコーディネーターを務められました。(公益財団法人日本宗教連盟のホームページもご覧ください http://jaoro.or.jp )