ウクライナ情勢を憂慮し、平和的解決を求めて

日本宗教連盟は、2022年2月24日に開始された、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻に深い憂慮の念と、武力による暴力の行使に強く反対の意を表します。この戦争により命を失われたすべての方々に衷心より哀悼の意を捧げ、大切な家族を失われた人々、平穏な日常生活を奪われ恐怖、不安、悲しみの中にいる人々、避難生活を余儀なくされている人々に、心よりお見舞い申し上げますとともに連帯の思いを表します。

私たち宗教者は、これまでも恒久平和を希求し、真に平和と言える社会の実現のために協働してまいりました。この戦争が対話と歩み寄りによって速やかに終結し、ウクライナの人々に一日も早い平穏な日常が戻ることを祈念いたします。

日本宗教連盟は、この軍事的侵略による人びとのあらゆる痛みと苦しみに寄り添いながら、一人ひとりが当事者として考え、世界中の誰しもが安らかに生きられる真の世界平和の実現を目指してまいります。

 

2022年3月4日  日本宗教連盟

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