八合目 – 富士山天拝宮
・日本武尊旧蹟 烏帽子岩
・冨士道第六世 食行身禄様御入定之霊跡
・小頂上八合目(3250M) 元祖室
冨士山信仰の冨士道中興元祖・伊藤食行身禄が、享保18年6月13日~7月13日の31日間を庶民救済のため一日一椀の水だけの断食修行により六十三歳で即身入定された霊跡。御遺体の石棺の上に小祠を建て、身禄堂・元祖室と称されてきました。
明治15年に、それまで冨士山頂上の金明水脇にあった天拝所を、八合目に降ろし、元祖室に移し合わせ冨士山天拝宮とし、元祖身禄師入定より二百七十年の今日まで、冨士信仰に欠くことのできない重要な霊地として、守り伝えられています。
扶桑教では毎夏、この天拝宮に本部の御神体をお遷しして約一ヶ月半の間、連日神事を行います。
平成16年には、冨士道ご開祖角行師生誕四百六十年・中興元祖身禄師生誕三百三十年を記念して、40年ぶりの新改築、「冨士山天拝宮平成御造営」を果たし、ますます信徒の信奉を集めています。
八合目天拝宮内陣