扶桑教の歴史

沿革

神道扶桑教の起源は、元亀三年(1572)冨士道開祖角行東覚師が、戦国乱世の荒廃した世を救うため、「天地平安・萬人安福」を真願として冨士道を開かれたことに遡ります。角行師が御神威を篭めて謹製奉願した御神鏡は代々受け継がれ、御神實として扶桑教太祠に奉斎しています。江戸時代には、全国各地に多くの「冨士講」が組織され、冨士山への登拝修行が行われていました。明治時代に入り、教祖初代管長 宍野 半が多数に分立していた冨士講を、「冨士一山教会」として統合し、「冨士山・日本」を意味する「扶桑」を教団名として、明治十五年に明治天皇の勅許を賜わり、「神道扶桑教」は教派神道の一派として特立しました。その後、昭和二十七年包括宗教法人の認証を受け、全国に教会・布教所・神事所・講社を設けて活発な活動を行っています。

創始者

冨士道開祖 藤原角行東覚(15411646

中興元祖  伊藤食行身禄(16711733

教祖初代管長 宍野  半(18441884

歴代管長

二世管長 宍野健丸

三世管長 宍野健弌

四世管長 宍野健之

五世管長 杉山一太郎

六世管長 宍野史生(現管長)

 

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