太祠境内

全国オートバイ神社 総本社
道開社(みちびらきしゃ)

祭神
中央 猿田彦大神
天宇受賣大神(妻神)
右側 市杵島姫大神(水の神)
左側 埴安媛大神(土の神)

中央に祀る猿田彦大神は天孫降臨の際に天照大御神の孫の瓊瓊杵尊を道案内をした神さまです。そのことから「みちびきの神、みちひらきの神」と呼ばれており、交通安全、厄除開運、商売繁盛、出世開運、学業成就、合格成就、のご利益があるとされています。また天宇受賣大神は天岩戸に隠れた天照大御神を外に誘い出すために、神懸かりして踊りを披露しました。また天宇受賣大神の踊りは、神前で舞を奉じる神楽の始まりとされています。神楽の語源は「神座(神が宿る場)」であるといわれ、神を招き、降臨してきた神を歓迎し祝福するために神座において踊りを捧げることを意味します。同時に神楽には神の心を楽しませ和らげる「神遊び」という意味も含まれているそうです。そこから派生して日本の様々な芸能が生まれたと考えられ、この神が日本の芸能の祖神とされています。さらに天孫降臨の時は瓊瓊杵尊に従い地上に降ります。その時に猿田彦大神と出会い妻となります。芸能上達、武芸上達、縁結び、の御利益があるとされています。

向かって右側に祀る市杵島姫大神は素戔嗚尊の子神です。素戔嗚尊が、姉神の天照大御神にたいして、自分の身の潔白を証明するために、誓約(ウケイ)という儀式を行った時に生まれた美しい女神です。天孫降臨で瓊瓊杵尊に付き添い地上に降ります。水を司る神さまです。
埴安姫大神は、伊邪那美命から生まれた土の神です。土にて造る器物(古くはハニワと呼ばれている器物)を始め全ての産物を生ずる、山野田園を司る神さまです。水災除去・堤防鎮護・五穀豊穣・産業発展のご利益があるとされています。
全国オートバイ神社 第零号 総本社は道開社の四柱の御祭神が、道開きと水、土、即ち全国の山川の安全を護る神々をお祀りしていることなどから総本社の認定を受け、ライダーの交通安全の祈願所となっています。


太祠正面

2014年春の太祠境内の桜

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