神道扶桑教 本部 / 宍野史生 のすべての投稿

令和3年 冨士登拝神事の中止と天拝宮閉宮について

 新型コロナウイルス感染症につきましては、政府をはじめ医療従事者による懸命のご努力をいただきながらワクチン接種など全国的に終息を図っておりますが、現在でも多くの感染者が発生するなど、未だ感染拡大を防ぐことが困難な状況にあります。

 これらの状況を踏まえ、本年の冨士登拝神事につきまして、本教役員会にて慎重に検討し総合的に判断した結果、参拝奉仕各位の健康確保や都県境をまたぐ移動によるウイルス感染防止上の観点から、誠に残念でございますが、本年も冨士登拝修行を取り止め、八合目天拝宮を開設しないことと致しました。

各教会・講社のご参拝と、御神實御宝前天拝神事のご祈祷につきましては、ご希望により山梨県富士吉田市冨士山元祠、または東京都世田谷区扶桑教太祠にてお待ち申し上げ、随時、天拝神事を斎行いたします。

 ご参拝ご奉仕を予定されていた皆さまには誠に恐縮でございますが、何とぞ諸事情ご賢察賜わり、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

※ご祈祷のお申込み・ご参拝日程など、ご遠慮なく神道扶桑教本部へお問合わせ下さい。(お問い合わせ先 03-3321-0238)

冨士神法大祈祷厳修の御礼

六月三日、冨士吉田の冨士山元祠で斎行の開山御神火大祭は新型コロナ感染防止のため東京の冨士山太祠にて御開祖生誕四百八十年冨士大祈祷として教嗣さま神事司のもと大道彦に萬福講社生沼邦彦先達はじめ首都圏内の教導職をもって斎行いたし、全国から寄せられたご祈願を大神様にお祈り申し上げました。
無事に厳修叶いましたこと心より御礼申し上げます。
首都圏内の教導職の奉仕により斎行
富士講御焚き上げが勤められる
上白を奏上の教嗣さま

6月3日冨士神法御神火大祭 参拝中止について

 新型コロナウイルス感染症につきましては、政府をはじめ医療従事者による懸命のご努力をいただきながら全国的に終息を図っておりますが、現在でも 東京都とその近県をはじめ主要各道府県に多くの感染者が発生するなど、未だ感染拡大を防ぐことが困難な状況にあります。

 これらの状況を踏まえ、過日ご案内の6月3日「冨士神法開山御神火大祭」斎行につきまして、本教役員会にて慎重に検討を重ねました結果、新型コロナウイルス感染防止とご参拝各位の健康確保、また奉仕員の移動などによる感染リスクを考慮して、富士吉田市冨士山元祠での斎行を取り止め、今年も東京都世田谷区扶桑教太祠にて近隣教会の神事奉仕員のみで斎行し、皆さまへの参拝ご案内を差し控えることと致しました。

 ご参拝・ご奉仕を予定されていた皆さまには誠に恐縮でございますが、何とぞ諸事情ご賢察賜わり、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 なお、御祈祷お申込みを頂きました御神札・神符は、当日太祠にてご祈願を修めました後、順次発送させて頂きます。

 7月・8月の冨士登拝修行・冨士山天拝宮神事につきましても、今後の状況等を見据え、決定し次第ホームページ等でお知らせ致します。

 

令和3年5月 

神道扶桑教

富士桜が開花しました

太祠境内の富士塚に植わっている富士桜が開花しました。この樹は富士塚再興のおり江ヶ崎本一講の鴨志田潔さまから寄進されました。
富士桜はマメザクラとも言い富士山麓に自生しています。花の時期は3月下旬から5月上旬で、花弁は五枚一重で色は白から薄紅色。花は1cmから2cmと小ぶり。他種と違い花を下に向けて開かせます。

春季報元大祭謹修の報告とお礼

3月20日本部太祠にて春季報元大祭を謹修いたしました。この度の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、やむなく教信徒の皆様のご参列を遠慮しての斎行となりました。当日は松原富士塚の蓬莱亀ノ岩龍神宮祭、道開社祭、太祠本殿太祭を教嗣さまと在京の教導職者で奉仕いたしました。太祠本殿祭では開扉ののち、全国教内各位からの御浄志が役員を代表して秋元瑞穂監査役が献上いたしました。報元大祭祝詞では新型コロナウイルス感染拡大防止と早期終息を願い疫病退散の祈祷を相勤めました。

蓬莱亀ノ岩龍神宮祭
蓬莱亀ノ岩龍神宮祭
道開社祭(オートバイ神社)
本殿祭
秋元監査役が奉賛目録を供進

合祀並び春季慰霊祭を斎行しました

3月19日合祀並び式年慰霊祭を斎行いたしました。管長台下御親祭により物故教導職者の御霊が本殿右殿の霊舎に合祀されました。さらに式年を迎える物故教導職への慰霊詞が静かに奏されました。

本教では都天還原(逝去)した御霊は神様の世界に昇り神様の側で御用を勤める、御側仕の御霊(みそばづかえのみたまさま)と立たせられます。よって霊舎は本殿同床の大御扉内右殿に奉安されています。

管長台下御親祭にて斎行されました
全国の教導職を代表して教嗣さまが玉串を奉りました

東日本大震災から10年を迎えて

本日は東日本大震災から10年です。罹災し尊い命を落とされた方々の御霊に慰霊をささげます。そして被災者の皆さまの未だに癒えないお心に一日も早く平安が訪れるように祈り続けます。さらに復興にご努力されている方々に敬意を捧げ、また、被災地域の石巻発心教会、仙台発心教会の教導職には被災で言葉に言い尽くせないほどの恐怖と悲しみに傷ついた皆様の心に深く寄り添い希望に導くべく、尊いお働きに感謝しています。
本日、教派神道連合会では14時から「東日本大震災10周年を迎えて慰霊の祈り・震災から学び地域防災支援を考える」慰霊と勉強会を開催し、14時46分に慰霊の祈りを捧げます。(後日、動画配信いたしますので、皆様是非ご覧ください。)
重ねて、罹災犠牲者二万二千余柱の御霊の安福と地域の復興をお祈りいたします。

令和3年3月11日
神道扶桑教管長 宍野史生

節分祭を斎行しました

2月2日太祠と全国教会において、節分祭を斎行しました。124年ぶりに2日が節分となりました。とくに本年は、教派神道連合会理事の黒住教教主 黒住宗道先生(人道援助宗教NGOネットワーク(RNN)事務局長)から22日 節分の日に、心ひとつにコロナ禍終息を祈る」呼びかけのご案内がありました。本教では、全国の教会長皆様の賛同を得て「節分祭・コロナ終息祈願」を全国教会一斉に斎行しました。 

 

人道援助宗教NGOネットワーク(RNN)は以下からご覧になれます。

 https://www.rnn.jp/

「節分祭・コロナ終息祈願」太祠本殿

初月次祭福徳歳開祭を斎行しました

1月12日冨士山太祠にて初月次祭福徳歳開祭を斎行しました。政府からの新型コロナ緊急事態宣言発生を受け、祭事奉仕の教導職および太祠関係者のみでの斎行といたしました。管長台下より参列者と全国教信徒さまに授与される神札に金幣神事が授けられ大神様の福徳を賜りました。

神賑行事として富士塚寄席を開席いたしました。少数での開席となり残念でしたが、三遊亭花金さん 桂小すみさん 雷門小助六師匠の熱演でコロナも吹き飛ばされたようでした。