まつばらのお富士さん と親しまれていた扶桑富士塚は昭和20年5月の東京空襲で罹災し取り解かれていました。このたび富士講睦會結成八十八周年を記念して復興すべく「平成の御造営」を進めています。富士塚に使用の富士山の溶岩 黒ぼく石は元祠境内に保存されていたものと本部特別奉務員の小林保義さん奉納により造営されています。先日、小林保義さま洋さま親子により黒ぼく石が搬入されました。また富士塚は岡村耕治さまの意匠、高大教会辻村栄輔教師の設計、芝江組・山田石材の施工、鴨志田 潔さまの造庭で御造営が進められています。正月には完成予定です。春の大祭では竣工報告祭を斎行予定です。
11月12日 東京日比谷 帝国ホテルで全国富士講睦會結成八十八周年記念共催「富士山大賞」表彰式が開催されました。これは富士山を詠んだ短歌を募集し、優秀作品を表彰するものです。全国より1000首の応募があり、その中から大賞はじめ130作品が表彰され東久邇信彦大会長から賞牌が授与されました。また宮内庁掌典堤公長さまにより大賞作品と高松宮妃殿下のお歌が披講されました。管長台下は表彰式の進行役を勤められました。
11月5日6日の両日 本部太祠にて祭式研修会が開催されました。主任教授に山縣神事部長、助講を石川神事所長、宮本神事所長、倭木神事所が勤め初級祭式を教授しました。
11月4日 富士宮市 富士山本宮浅間大社 大祭に管長台下と山縣神事部長が参列されました。浅間大社は初代管長宍野半さまが初代宮司(明治になって官幣社となった初代)を勤められた所縁があります。また山縣神事部長の子息 直胤さんが奉職しています。この度の大祭でも祭員を勤められていました。
10月27日三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。太祠本殿では11月7日の歛葬ノ儀まで半旗を掲げ殿下の御遺徳を偲びました。
10月21日 管長台下には高尾山蛇滝にて滝行を勤められました。蛇滝は10月末日で春まで閉滝となります。管長台下は本年の御山神事の一切が無事に納まりましたことを青龍大権現さまにお礼申し上げるべく納めの滝行を勤められました。
10月11日 麻布 大教院に於いて公開講演会「いのちの重さを考える 8」が開催されました。元バチカン大使で杏林大学教授 上野影文さまに講演いただきました。
講演内容は後日、動画にて公開いたします。
10月5日京都国際会館において日本宗教代表者会議が開催され管長台下が出席されました。これは来年の8月京都で比叡山宗教サミット30周年記念「世界宗教者平和の祈り」が開催されるにあたり設立されまたものです。会議では開催趣意書を決定しテーマを「今こそ平和のために協調を~分裂と憎悪を乗り越えて」としました。発会式では名誉議長に就任された森川天台座主猊下が「他の宗教との交流を活発にし、世界が平和になるよう祈り続けてまいりましょう。」と挨拶されました。管長台下は常任委員兼事務局次長のお役を務められます。
9月22日 太祠本殿にて秋季報元大祭が厳粛に斎行されました。参拝者には一人一人の頭上に御神實を戴く天拝式が管長台下により授けられました。富士山八合目天拝宮で御山神事を修め御下山され九州地方に御縁年御巡幸を勤められた御神實は無事に太祠内陣に還幸奉安されました。先蹤にならい勅任官衣の黒袍を著された管長台下は内陣に伺候、大神さまに今年の富士山開山期間が事故なく無事に納まったことを感謝し、合わせて国家安泰 玉体の御安寧、さらには全国教会 神事所 教師 教信徒の日々の平安と世界の平和の願いを祝詞に込め御声晴れやかに祈られました。
9月21日 大祭に先立ち扶桑青山奥都城にて秋季慰霊祭が斎行されました。教師はじめ教信徒の皆さまの合祀墓である奥都城では本部祭員奉仕により春秋の両大祭と8月12日の中元に慰霊祭を斎行いたしています。[合祀・分骨祀をご希望される方は教会長、神事所長にお申し込みください。また詳しくは教会長、神事所長にお問い合わせください。
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