5月17日 朝、かきつばたの花が咲きました。
この杜若は江戸時代 歌道の達人でもあった第119代光格天皇が命名・御愛好された由緒あるかきつばたです。
宮内庁掌典、堤公長様より株分けした苗を御奉納いただきました。
4月30日天皇陛下には皇居正殿にて、皇位をご譲位されました。内閣総理大臣は国民を代表して
「いかなる時も国民と苦楽を共にされた天皇陛下の御心に思いを致し、深い敬愛と感謝の念を今一度新たにする次第であります。」と奏上申し上げ30年に渡る御在位に感謝を申し上げました。
陛下から「明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。」とのお言葉を賜り平成の御代が納められました。
翌、5月1日 正殿にて新帝陛下がご即位になられ令和の御代が始まりました。
太祠本殿にて大神さまに令和の御代の報告を申し上げました。上皇陛下 同皇后陛下の御健やかなると新帝陛下同妃陛下のご安寧、さらには平成の御代 同様に令和の新御代も我が国が平安であることを冨士の大神にお祈り申し上げました。
太祠に掲げた 萬歳旗 。手前は高松宮さまから御拝領の卓と冨士山香合(深川製)
1月12日冨士山太祠にて初月次祭福徳歳開祭を斎行しました。
当日は小雪が舞う中の神事となりました。管長台下より一人一人に金幣が授けられ大神様の福徳を賜りました。
直会では俳優の山崎銀之丞さま、女優の吉田美佳子さま、ときめきの冨士写真家のロッキー田中さまはじめ大勢の皆様と共に恒例の福引も行われ愉快に盛り上がりました。
またロッキー田中さまから作品「黄金の冨士」(黄金の雲の間に父母の文字が浮かび上がった秀作)が奉納されました。
平成31年1月1日零時の歳開一番太鼓を合図に元旦祭が、午前10時から賢所遥拝に続き歳旦祭と富士塚龍王宮歳旦祭が管長親祭にて斎行されました。
元旦にあたり今上陛下の聖寿長久また皇室の御安寧さらに国家の安泰と世界の平和を大神さまに祈られました。