春季報元大祭を斎行しました

3月19日から21日の期間、富士山太祠で春季報元大祭を斎行いたしました。
19日11時 教議会 17時合祀祭 
20日9時30分奥都城祭 13時物故者式年慰霊祭 16時前日祭 
21日12時龍神宮並び道開社祭 13時褒賞表彰式 続いて大祭
春の大祭は教嗣さまを斎主に女子教導職が華やかに奉仕いたしました。

三玉宮に参拝しました

3月17日中華民国台北市天母に鎮座の天母三玉宮へ参拝しました
コロナの影響で参拝団の派遣が止まっていましたので5年ぶりの参拝となりました。
天母地区には戦前、仲治稔郎先生により扶桑教天母教会(天母教)が設立されていましたが終戦で取り壊されました。しかし、地元の方々により当時、教会所でお祀りしていた神像(男神7座、女神1座)を現在の三玉宮に祀り奉斎されています。その神縁で交流が続いています。

大本山増上寺法主晋山式

令和5年3月2日(木)当山89世法主 小澤憲珠台下の晋山式が厳かに厳修され管長台下が参列いたしました。
春の訪れを感じさせる暖かな陽光の中、法主台下を中心とした総勢300名の練行列が大門より午後1時半に出発。吉水講や明徳幼稚園児によるお稚児さんも参加した賑やかなお練りは、散華の舞う三解脱門をくぐり大殿に到着。法主台下は大殿前にて庭儀式を行い、堂内式となりました。

第二回ふそう文化講座を開催しました

2月26日(日)富士山太祠にて第二回ふそう文化講座を石塚嘉氏を講師に迎え開催しました。

講師紹介 石塚嘉 大東流合気柔術扶桑会(ふそうかい)代表。1970年、大阪府生まれ。大阪での放送局勤務の傍ら、大東流合気柔術琢磨会に在籍する。2014年に東京へ転居ののち、東京稽古会を発足。YouTubeでの技法解説動画配信などで注目を集める。日本古来の身体操作を現代に生かすことを目指し、教派神道「冨士道扶桑教」の教導師となる。東京・世田谷区の扶桑会館を常設道場として、2023年1月、新たに「大東流合気柔術 扶桑会」と改称、現在に至る。

トルコ南東部地震へのお見舞い

2023(令和5)年2月6日、トルコ南東部のシリア国境近くで発生したマグニチュード7.8の地震で、トルコとシリアの両国の多くの人々が被災し犠牲になられたことに、衷心より哀悼の誠を捧げます。いまだ余震が続く状況下で不安と悲しみの中に居られる方々に深く思いを致します。突然の災害で避難生活を余儀なくされている人々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平安が訪れますよう祈りを捧げます。

令和5(2023)年2月7日

神道扶桑教
管長 宍野史生

新年を迎えて

新年おめでとうございます。今年の干支は癸卯です。前回は60年前の1963年。世界ではバリ島アグン山の噴火活動が始まり世界的な気温低下をもたらしました。そして8月、キング牧師によるワシントン大行進「IHave a Dream」演説がなされ、さらに3ヶ月後にケネディ大統領が暗殺されました。日本では初の高速道路(栗東ー尼崎)が開通。戦後10年にして政府による第一回全国戦没者追悼式が開催されます。さらにテレビアニメ第一号「鉄腕アトム」NHK大河ドラマ(花の生涯)の開始などを思い起こします。さて本年はどんな1年になるでしょうか。
本教では昨年の神道扶桑教勅裁特立を受けて140年祈念式典を同時期に特立を許された六教派合同で開催いたしました。皆様はじめ先人先達の方々が扶桑の教えと富士信仰の伝統文化を大切に護り伝えてくださったお蔭と心より感謝しています。
今、ロシアとウクライナの紛争が続いていますが、実は世界中ではアフガニスタン、シリア、イラク、リビア、イエメン、クルド対トルコなど紛争や内戦は今日も絶えることなく続いています。今もなお、戦闘により死亡し負傷し、家を焼かれ、故郷を追われ家族が離散し、苦しみを強いられている人々が沢山います。私たちには何ができるのでしょうか?残念ですが直接的にそれらの解決に行動することは不可能なのです。私たちには只々、平和を祈る事しかできません。だからこそ、真剣に祈るのです。
ただ私たちには、近隣アジアの国々の人々と互いに理解を深め友好を温めることができます。ゆえに我が国、そして住んでいる地域において平和で心豊かな街づくりを推進することが最重要と思います。
皆様には未来への責任を大切に、想像力を豊かにして神様と共に未来を思う一年でありますよう心よりお願いします。
 

富士道十二世神道扶桑教六世管長 宍野史生

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