富士講まつりを斎行しました

7月24日富士山太祠で富士講まつりを斎行しました。今回も新型コロナ対策に関する政府のガイドラインに添い、神事員、参列者を30人に限り、手指消毒、式場換気など予防対策を行いました。
富士講先達割菱八行講社 秋元瑞穂、小山一心講社 荒川英行、万一講社 木村正宏)が伝統の「富士講おがみ」を斎行し、参列者には御開祖角行さま御直伝秘符「おふせぎ」が授けられました。また勅裁特立百四十年を記念して宮内庁掌典 堤公長さまにより富士道七世宍野 半 初代管長と明治天皇御製が披講されました。
儀式殿では、神振行事として「第七回富士塚寄席」が雷門小助六師匠はじめ立川成幸さん鏡味小助・小時さんの出演により開席されました。

富士講まつり
明治天皇御製が堤公長さまにより披講されました
富士塚寄席の様子

御神實 富士山供奉登拝2022

7月17日から19日 3年ぶりに御神實が富士山八合目天拝宮に奉安されました。これから8月26日の吉田の火祭 御山納めまで天拝宮にて登山される皆様の参詣を受けます。富士山太祠からは供奉の皆様方がお供して登拝いたしました。

御開祖角行さまの御修行の霊地、人穴で祈りを捧げました。
北口本宮浅間神社を参拝
五合目泉滝。 いよいよ、冨士登拝です。
五合目小御嶽神社からの富士山
富士宮浅間大社へ参拝
めでたく下山祝いです。故事に従い初山(富士山に初めての登拝者は上座にすわります

富士山登山道(山梨県側)が開山しました

6月30日 富士山登山道(山梨県側)は山開きの前日祭で北口本宮浅間神社と富士吉田市による富士講パレードが3年ぶりに開催されました。また、7月1日には五合目小御嶽神社(小佐野正史宮司)と北口本宮浅間神社(上文司厚宮司)で開山祭が斎行され管長台下はじめ秋元割菱八行講社先達、荒川小山一心講社先達が参列し今年の登拝者の安全を祈願しました。

冨士山開山第一儀 開山御神火大祭開催

6月3日富士吉田市の冨士山元祠で開山御神火大祭を斎行しました。コロナ禍で昨年、一昨年の御神火大祭は東京世田谷の太祠で斎行しましたので、三年振りの冨士山元祠での奉仕となりました。当日は勅裁特立百四十年を祝い「ときめきの富士写真家」ロッキー田中さんから「冨士山登山五道」総てが写り込んでいる冨士の作品が奉納されました。来賓として富士吉田市長のメッセージを、ふじよしだ観光振興サービス常務理事 眞田吉郎様から、そして早川ひろし山梨県議会議員から祝辞を頂きました。
神事は教嗣さまを神事司に、坂本文蔵総務を大道彦として講社神事員が勤め、全国皆様からの念願成就と今年の富士山の無事安全を祈願いたしました。

ウクライナ情勢を憂慮し、平和的解決を求めて

日本宗教連盟は、2022年2月24日に開始された、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻に深い憂慮の念と、武力による暴力の行使に強く反対の意を表します。この戦争により命を失われたすべての方々に衷心より哀悼の意を捧げ、大切な家族を失われた人々、平穏な日常生活を奪われ恐怖、不安、悲しみの中にいる人々、避難生活を余儀なくされている人々に、心よりお見舞い申し上げますとともに連帯の思いを表します。

私たち宗教者は、これまでも恒久平和を希求し、真に平和と言える社会の実現のために協働してまいりました。この戦争が対話と歩み寄りによって速やかに終結し、ウクライナの人々に一日も早い平穏な日常が戻ることを祈念いたします。

日本宗教連盟は、この軍事的侵略による人びとのあらゆる痛みと苦しみに寄り添いながら、一人ひとりが当事者として考え、世界中の誰しもが安らかに生きられる真の世界平和の実現を目指してまいります。

 

2022年3月4日  日本宗教連盟

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